思うに、埋立地である湾岸地域にオリンピック選手村を作り一万戸以上の住宅を供給したとして その後の東京都の宅地不動産の値崩れは決定的である あの地域は3.11のときも土地の液状化が露呈して問題になった それにこの先は少子化である 日本には将来はないと見限って海外資本が不動産を売っている部分もある これ以上不動産の価値を落としてどうするのか オリンピックの熱狂に合わせて株も不動産も買われるだろうが それは当然、売却益を当てにしてのことだ またしても日本のミセス・ワタナベが最後のばばをつかむことになる ーー

思うに、埋立地である湾岸地域にオリンピック選手村を作り一万戸以上の住宅を供給したとして
その後の東京都の宅地不動産の値崩れは決定的である

あの地域は3.11のときも土地の液状化が露呈して問題になった
地震が来たらどうなるのだろう
深く杭を打っていれば、建物は残るかもしれない、しかし誰も救援に行けないかもしれない、そして誰も脱出できないかもしれない
私が建築に無知であることを願う

それにこの先は少子化である
日本には将来はないと見限って海外資本が不動産を売っている部分もある
これ以上不動産の価値を落としてどうするのか

オリンピックの熱狂に合わせて株も不動産も一時的に買われるだろうが
それは当然、売却益を当てにしてのことだ
またしても日本のミセス・ワタナベが最後の高値をつかむことになる

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本来的な開発計画は会社ビルの建設であったと思う
景気を良くして会社を元気にし法人税を安くして、羽田をハブ空港にして
英語で仕事が出来る人材を増やしアジアのビジネス拠点として
シンガポールや上海に負けない開発をするというビジョンのほうが将来性がある
いや、いまではもう、あった、というべきか
テナントビルの空き室は増加する一方である
大家が悲鳴を上げている

オリンピック住宅はもっと郊外地域でいいはずだ
あそこはどうしてもビジネス地域だろう
高層ビルにして20階まではオフィス、40階までは住宅などとするならいいのだが、オフィスに入居する会社がない
東京の大家さんたちは多分がっかりしているだろう

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スポーツが生活の中に根付くとか言えば聞こえはいいけれども
生活の中でスポーツの時間など取れない人のほうが多い
時間とお金さえあればスポーツでも子育てでもしたいだろう
子どもとスポーツをするというのは一石二鳥である
しかしそれができない
親も子供も忙しいのである

その経済的条件を整えずにスポーツをしようと言ってもお金持ちがスポーツをするだけで
貧乏労働者はお腹に脂肪をためてPCに向かい暴飲暴食を繰り返す

子どもたちもスケジュールがいっぱいでこれ以上は何もできないらしい
土台、スポーツで競えば怪我をするに決まっているし、練習すれば怪我をするのである
有望だったけれど怪我で消えていった選手の多いこと
だから運動としては無理のないくらいの散歩が一番いい
しかし東京は空気がきれいなわけでもないし景色が美しいわけでもないし
歩くといっても夜中に歩くくらいしか時間がない
しかもやたらに蒸し暑いし、一方冬にはかなり寒い

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オリンピックは産業の芽に成らないと
不平を言っていないで
決まったものは決まったもの、その先をせっせと考えるしかないだろう

オリンピック施設は立派な耐震構造だから高齢者の集いの場所になるだろう
風船バレーなどをして、フィリッピンからやって来た介護士がお世話をする

オリンピック選手村の一部は改装されて認知症の病院になると思う
それくらいしか使い道はない

むかし、沖縄海洋博で建設されたホテルが精神科病院になっていたケースがある
その一部は認知症病棟で、沖縄の太鼓のビデオなどが流れていたこと

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治安がいいとか、現金を落としても返ってくるとか、タクシーのサービスがいいとか(これは嘘だと思う、最近は年配の新米運転手が多くて、先日は文化ホテルを知らなかった)、その他その他、要するに東京が移民を受け入れていないからだ
中国、韓国、ブラジル、イランなどの人たちを限定的な地域に封じ込めているからだろう

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さんざん警告されている東京都を襲う大地震のことはどうなったのだろう
これも「大丈夫です、私に任せてください」ですかね、総理大臣
年金のことも、放射能の事も、地震のことも、すべて原稿を読んでいれば解決されてゆくのですね