DAM理論を個人の脳の次元にとどめることなく
人間集団、国家などについて、応用して考えることはこれまでもしてきた
会社と会社で交渉をする場合、
どちらもマニーの人間を立てて、デプレッションの人間は後方に配置する
この仕組で、会社は対外的に、常に攻撃的な布陣を敷くことができる
これは個人でいつもマニーを演じているよりは有効である
またこれは微妙な話だけれども、第二次大戦で、ドイツと日本は多くのニマーの若者を失った
残ったものは、几帳面+執着性+気配りである
これがドイツと日本のメランコリーの基礎になったのだろうと思う
国と国との交渉で言えば、いままさにTPPのこと、またシリア攻撃についてイギリスの議会で否決されたことなど、
事態は動き続けている
TPPは国家主権を一部制限する契約なのに、国家主義的な人たちはどのように事態を考えているのだろう
戦勝国は、戦争に勝った記憶が大きく影響しているのだろうし、戦争屋も健在だろう、
そしてさらに社会にマニー細胞が蔓延しているのではないかと思う
マニーは戦争をしたがる
日本の自民党内部での構造分析にも使えそうである
マニーの人たちは威勢はいいのだが深い考えがない、人との距離も近い、頭がいいのは官僚で、自分たちは違う仕事をするのだと割り切っている
それに対してメランコリーの人たちはしっかりしているのだが「華」がない、人とは距離を取る人が多い、エリートを気取っている
まあ、そんなふうで、対照的である