“あなたの人生がかけがえのないように、あなたの知らない人生もまたかけがえがない。人を愛するということは、知らない人生を知るということだ。”
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そこで沈黙すればいい人である。
しかし他人をよく知れば、まあまあ、大したこともない人生であることも分かり、それだから普通程度に大切であることも分かる。
よく知れば、愛すべき要素もあるのだと納得することができる。
よく知れば、愛すべきでない要素もあるのだと納得することができる。
そのようなものだろう。
大数の法則と統計の感覚である。
統計に還元されない部分を詩で歌うのは昔からあったことだけれど
だれでも同じような歌になっているのだ