認知行動療法によりスキーマの同定が成功し、
という場面はあまり見たことがない
カウンセリングといっても、共感に満ちたものと言うよりは、
生保の勧誘に似たもので
あなたにピッタリのCBTテクニックはこれですよ、という感じ
治療者が理解したいということと、患者を教育することとはまた別の話である
家庭教師と生徒みたいなものだ
家庭教師は解法も答えもすぐに分かるだろう
しかし教育なのだからひとつひとつ生徒に気づかせ理解してもらわないといけない
そのために時間をかける
カウンセリングもそのようなものだ
結論だけ出すなら短時間でいいだろうがカウンセリングはそういうものでもない
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具体的な問題がはっきりしているならば
それを解決する案を幾つか出して試してもらうほうが早い
もちろん、解決を自分で見つけられるようにするのが本来の趣旨であるが
時間の要素も無視できない
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相手の知能とか社会適応の程度もどのようなカウンセリングを選択するかにあたっては大きな要素となる
このあたりは家庭教師と同じである
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もっと真正面から感情を開放するのが大切と個人的には思う
考え方をあれこれするなら本を読んでもできないことはないと思う