総うつ病をエネルギー関係の異変と考えれば、
細胞のエネルギーはミトコンドアであるから、
そちらの病気ではないかとの発想はあると思う
しかし総うつ病はエネルギーの病気ではなく、
妄想も、病前性格も、生活リズムも、特徴がある
病前性格については、従来のメランコリー親和型がうつ病の病前性格とはいえないとかの話が出ているのだが
それも、うつ病の輪郭が定まらず、メランコリー親和型性格の輪郭も定まらない中での
意見であり、雲をつかむような話である
うつ病でも躁病でもない間欠期にも、病前性格としての特徴は明らかに認められることがあり、
それは、ミトコンドリア系の影響ではないだろうと考えられる
しかし長い間に渡り、ミトコンドリア系の異常がある場合、
それに適応する、または補うために、いろいろな対応をするのだろうから、
我々は間欠期に、その部分を観察しているのかもしれない。