再婚する親は「初婚モデル」にそって家族を営もうとする傾向がある。
初婚モデルを演じようとするとは、実の父母と子供という単位で構成される家族を正当だとの考えからくるもので、
継父は実父を、継母は実母に成ろうとする。場合によって、これが虐待や不和を招く一因になりえます。
厚生労働省の報告によれば、2009年の離婚件数は25万3000組で、離婚率は20%を超えた。その一方で経済的要因から離婚経験者同士の再婚というケースも年々増加傾向が見られます。
初婚モデルに自らをあてはめない、それぞれの関係の実態にそった家族が必要な時期に来ているのかもしれません。