“興味深いことに、Japan Expoでは日の丸を掲げたブースこそ日本人ではないのです。もともとJapan Expoは”日本”に特化したイベントなのだから、出展者はわざわざ日の丸を掲げる必要はありません。日本人ではない出展者は手っ取り早く信用を得るために敢えて日の丸を掲げているのです。 しかし我々は彼らを非難できるでしょうか?そもそも、なぜJapan Exponで日本人以外のアジア人がビジネスをしているのでしょうか?それは日本人の会社が来ていないからです。また、なぜJapan Expoの一般参加者達は彼らから偽物の商品を買うのでしょうか?それは日本人が正規品をヨーロッパで販売しないからです。さらに彼らは英語とフランス語で難なく接客をしていました。一方日本人は大卒者でさえフランス語はおろか英語すら習得していない人がザラです。もし日本人以外のアジア人がJapan Expoに参加するより先に日本のグッズ販売業者やコンテンツ企業がたくさんJapan Expoに参加していたら、おそらくここまでひどい状況にはならなかったはずです。Japan Expoは今現在フランスで起こっていることの”縮図”です。パリに異常増殖する寿司屋や日本オタクショップで売られている商品と同様のことが、ここJapan Expoでも起こっているのです。このままでは「日本的なるもの」は良い意味でも悪い意味でも溶解し、いずれ近い将来Japan Expoは事実上「Asian Expo」になってゆくでしょう。”
— 【Japan Expoレポート】やはり噂は本当だった…Japan Expoに「ジャパン」じゃないアジア人が大量に紛れ込んでいる件について |