「引っ越しうつ病」を防ぐための3つのヒント 引っ越し後は、何事にも一生懸命になり過ぎないこと。そのうちになるようになる 引っ越し後は、何事にも一生懸命になり過ぎないこと。そのうちになるようになる では、「引っ越しうつ病」の深刻化を防ぐためにはどんな工夫をしたらいいのでしょうか? 私は、引っ越し後には、意識して次のようなポイントを心がけることが大事だと思います。 1.地域や人間関係には「徐々に」慣れていく 地域の事情を知ったり、友人を増やすには、ある程度時間がかかるもの。すぐに覚えたり、友だちをつくろ

以下、記事の引用。

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「引っ越しうつ病」を防ぐための3つのヒント

引っ越し後は、何事にも一生懸命になり過ぎないこと。そのうちになるようになる
引っ越し後は、何事にも一生懸命になり過ぎないこと。そのうちになるようになる
では、「引っ越しうつ病」の深刻化を防ぐためにはどんな工夫をしたらいいのでしょうか? 私は、引っ越し後には、意識して次のようなポイントを心がけることが大事だと思います。
1.地域や人間関係には「徐々に」慣れていく
地域の事情を知ったり、友人を増やすには、ある程度時間がかかるもの。すぐに覚えたり、友だちをつくろうとあせらず、少しずつ情報や人間関係を広げていきましょう。
専業主婦は、地域の集いや子育てサークルがありますので、広報誌などをチェックして気が向いたら参加するのも一つの手。いい関係になりそうな人と出会ったら、一緒にお茶を飲んだり家に招いてみたりすると、少しずつ付き合いが広がります。また、美容院やカフェなど、近所に気軽に行けるお気に入りのスポットをつくると、地域の事情も分かりますし、そこを起点に人間関係が広がることもあります。
2.最初から「完璧な部屋づくり」を目指さない
引っ越し後には、たいていの人が新しい部屋作りに夢中になります。しかし、それにとらわれ過ぎると、どんどん気持ちが内向きになっていきますし、家から出なくなってしまいます。最初の1ヶ月くらいで猛烈に頑張り過ぎてしまうと、急にポッカリと脱力感を感じやすくなります。こうした急激な気分の変化が起こらないよう、部屋は数カ月かけて、少しずつ楽しみながらつくりあげていけばいい、くらいの感覚を持ちましょう。
3.「骨休め」や「リフレッシュ」の日を適度に入れる
引っ越し後は、毎日あわただしく過ごしてしまうもの。しかし、荷物の整理がつかなくても、「これをやりたい」という気持ちがあっても、2週間に1度くらいは、何にもしないで心身を「骨休め」したり、部屋の整理など新居の雑事から解放されるリフレッシュの日をつくりましょう。
忙しすぎる人は、だらんとして昼寝をしたり、ただぼーっとテレビを見て過ごすような1日も必要ですし、専業主婦など家にこもりっぱなしの人は、パット飲みに行ったり、おいしいものを食べに行くなど家のことに囚われない日を過ごすことも大事です。
ただし、ほぼ1日中の強い憂うつ感が2週間以上も続くようなら、本格的なうつ病の可能性もあるので、心療内科(精神科)を受診して治療することが大事です。