“このところ、はっきりとメディアの義援金募集の時の説明が変化してきていますね。 いままで、義援金募集でも、「避難所の方を支援する活動に活かします」的な言い方で、微妙に、「今の被災者」の支援なのか、「後でおカネを配布するのか」 をぼやかした言い方にしてきたところがありましたが、その点をはっきりとさせる説明をするようになってきたように思います。 ネット上でも、だんだんいろんな人の理解が広がってきています。 これ、誤解のないようにしたいのですが、どっちも大事なんです。 寄付も、義援金も。 でも、違いは

“このところ、はっきりとメディアの義援金募集の時の説明が変化してきていますね。
いままで、義援金募集でも、「避難所の方を支援する活動に活かします」的な言い方で、微妙に、「今の被災者」の支援なのか、「後でおカネを配布するのか」 をぼやかした言い方にしてきたところがありましたが、その点をはっきりとさせる説明をするようになってきたように思います。
ネット上でも、だんだんいろんな人の理解が広がってきています。
これ、誤解のないようにしたいのですが、どっちも大事なんです。
寄付も、義援金も。
でも、違いは知っとかないといけないと思うんです。そうしないとがっかりするし。
義援金は、基本的に、配分委員会で被災状況に応じて、個人(世帯)に配分される「お見舞い金」
寄付金は、NPOなどに寄付して、災害支援、避難所への物資、炊き出し、心のケアなどの取組にも活かすおカネ。
この違いについて、これまで、99パーセントの日本人は、意識してこなかったんじゃないでしょうか。
この理解がひろがると、NPOに寄付して、今の被災者をどうサポートするかという視点と、日本赤十字などに義援金を届けて、被災者へのお見舞い金をあげるという視点とが整理されますよね
寄付のリテラシーも一歩前進しています”