“今日、親父と電話してて聞いた話。
親父は長年保健衛生関係の仕事をしてるので季節性や新型インフルの患者数、
食中毒の発生件数等のデータを日常的に目にしてる。
で、それによると、去年末から今年に掛けては来るはずであった
新型インフルの第2の流行の波は結局来ず、それどころか季節性のインフル患者数も激減、
さらに家庭での食中毒の発生はほぼ0に近いってデータが出てきてるんだそうで。
そして驚くべきは、これらの理由は実は全て共通で、
それは手洗いうがいの励行が徹底されたからなんだって。
去年にTVで散々新型インフルの恐ろしさを大げさに報道し、
それの対策とて手洗いうがいが挙げられ
それに便乗したメーカーが手軽な手指消毒薬を売りまくったことで、
流行していたインフルウィルスが体内に持ち込まれるチャンスが減り、
結果としてインフルの流行では必ずある第2の波が抑えられたんだと。
(親父によるとマスクはインフル対策としては無力らしい)
そして、皆の手がキレイになったから食中毒も発生しなくなったと。
親父はもう定年退職して第2の就職先でそのデータを見てる位の歳なのだけど、
ここまで完璧にインフルと食中毒が抑えられたのは未だかつて見たことが無いんだと。
つーかね、これ聞いて「インフルや食中毒って手から入ってくるんだ!」って驚いたよ。
いや、インフルは分かる。
けど食中毒って腐ったものを食べてなるより、
手に付いた雑菌を一緒に食べての食中毒の方が圧倒的に多いってすごく意外。
みんな意外に「すっぱい臭いするけど大丈夫かな?」って思いながら食べたりはしないのねw
そして、手を洗うと食中毒がほぼ0になるという事は反対に考えると、
手を洗わないと例年通りの食中毒を起こせるほど色んな雑菌が手についてるってことで、
そりゃあ電車の釣り革とかエスカレーターの手すりベルトとかは誰がどんな手で触ったかなんて
分かったもんじゃないとは思うけど、いやぁ、手洗いって意外に身近な防衛策なんだねぇ。”