今日、この「いま」を味わい尽くすために生きる
「いま」のすべてを十全に感知する
マインドフルネス
現在の物理的諸条件、現在の心理的諸条件、そのなかで自動的に反応しているのはどのあたりか、
自分の意思で動いているのはどのあたりか、十全に感知する
その時私は感知する主体であり、かつ感知される客体である
物理的諸条件に関しては、観測装置もあり数字で知ることもできる
心理的諸条件に関しては、自分が自分の状態を吟味する以外に良い方法がない
自分が自分を観察して感知すること
それ以外に方法がない
その場合に、本に書いてあることを公式のように当てはめをしても、あまり意味が無い
それは本を読んでいるに過ぎない
生まれて初めて赤ん坊が母親に会うように、自分が自分に出会うのである
そのようにして自分に出会うのである
発見する側の自分も新しいし
発見される側の自分も新しい
そのようなことは自然の中では常に起こるのであって、
朝の樹々の緑を見て、樹々の香りを嗅いだ時、樹々からの風を浴びた時、
何度でも新鮮である