こんなにも大量の情報を脳が処理する時代はなかった 映像もこんなにもたくさん 文字情報もあふれている

こんなにも大量の情報を脳が処理する時代はなかった
映像もこんなにもたくさん
文字情報もあふれている
脳の限界というものもあるのだろうと思う

何よりも、若いうちに、たいていのものに驚かなくなってしまうのではないかと思う

体験の意味が少し変わってくるのではないか

自己の変容に至るような体験が少なくなり
全ては再生可能で追体験可能なものになる
あるいはいつでも代わりがある
それは文明の進歩なのだけれども
体験の意味を消去してしまうのかもしれない

実際、反復ばかりが多くて
既視感ばかりが強い