“「努力すれば報われる」に代表される、世界は正しく動いているはずだという考え方を公正世界信念といい、この信念が強い人ほど、少数者や弱者への否定的な態度を持ちやすい。という話を知ったときは、社会心理学を学ぶ中で一、二を争う衝撃だった”

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弱者であるのは努力が足りなかったからだと言われることになる

しかし少なくとも機会の平等を実現しようと努力している社会は羨ましいと思う

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強者の中の大多数はそのようなものだろうと思う

また大多数はそれでいいと思う

ただ少数者は公正世界信念にも疑問を持つ
それは誰のためでもないし、報われるものでもない
そう思ってしまったら、一生そのように生きるしかない
それは正義とか公正さとか優しさとかそのようなもののためではない
どう考えてもそのようにしか考えられないという種類のもの