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本の中にでてくるデータによると、日本では知的障害者は46万人と言われている(内閣府・障害者白書、平成18年度版)。これが本当なら日本の知的 障害者は人口の0.4%弱にすぎない。でも欧米では知的障害は人口の2-2.5%と把握されている。日本ももし同じ比率なら300万人くらいの知的障害者 がいてもおかしくない。
これは何を意味するかというと、日本では知的障害者の7人に1人程度しか“国”=“福祉”にその存在を把握されていない、ということ。残りの6人はどうやって生きていっているのか、という話につながる。
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