人間の行動の説明として
「欲望する→満足する」の基本は性行動であると発想して
一見性的ではない行動や思考も性行動回路を流用して成立しているのだと
最初期のフロイトは考えたと思う
また一方で
人間は発達の過程で環境から学び経験を取り入れてゆくもので
その点では子ども時代が脳回路の基本になることは当然である
そのようにして子供時代の環境に適応するから
人間は本能を少しだけ欠落させて学習機能で補完している
子供時代は性行動が基本ではないので
論理構成が難しくなると思う
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やはり人間は二階建ての構造になっていて
一階は子供時代で
二階は大人時代である
一階の構造の上に二階の構造が乗っている
二階部分が性的構造でおとなになってからはこの部分が目立つようになる
しかし一階部分は依然として基本である
おとなになってからの様々な行動を性的欲望回路で説明するのはいいと思う
しかし一階は一階で独立しているのだろう