三本目の矢は
イノベーションなのだが
それはiPS細胞と女性活用なのだそうだ
減少し続ける労働人口を補うためには
移民の活用が一つだが、それは現状では否定的なので
女性に働いてもらうしかないとのことだ
しかしながら一方では女性には産んでもらわないといけないという要請も強い
働いて、産んで、育てて、また働くわけだ
現状で働いていない女性が働き始めるとして
有能だけれども働いていない女性というのはそれほどいるものなのだろうか
最近は若い男性は収入が少ないので
パートナーである女性にも、生きがいのためだけではなく、経済的な理由で、働いて欲しいというケースが
多くなっている印象がある
富裕層になれば専業主婦という女性も増えるのかもしれないが
その層の女性たちが働き始めたとして
そんなにいいことがあるとも思えない
近年は少子化の影響もあり
経営者の後継とか政治家の後継に「娘」が指名されることも多くなってきている
そのことは社会に活力をあたえるというよりは
閉塞感を強くしているだけのような気がする
女性が働けば、家事、育児、介護、その他の外部発注が増えて
お金が動くので、経済規模としては一見大きくなったようにみえるのだろう
コンビニ弁当がまたさらに売れそう
三本の矢のうち、一本目、二本目は、
デフレを終わらせるためにはインフレにすればいいという奇妙な論理だった
しかし本当に成長産業を育成するという三本目の矢が妥当なものであれば
インフレターゲット政策も一時しのぎとしていいのじゃないかという声もないではなかったが
そして現実には成長産業は難しいだろうと言われている中
女性を活用すると言われても
女性が何をするのかが問題なのだろう