「写真という職業は、ある種の鋭敏な視覚的観察を与えるものだと思う。写真に携わることによって、普通の人よりも明瞭な透視的知覚を得ることができる。そもそも普通の人の知覚は、一般に、ある程度テレビの見過ぎによって鈍らされているのだ。 透視的知覚、それに写真家の感受性は、当然ながら強調(協調)し合って働く。そしてある種の視覚的なエコロジーを創造する。 このような生理学的なバランスが、現在では非常に力を持っているメディアの膨大な影響による混乱を解き放ってくれるのだと思う。 写真というものは、視覚の源に戻ることなの

「写真という職業は、ある種の鋭敏な視覚的観察を与えるものだと思う。写真に携わることによって、普通の人よりも明瞭な透視的知覚を得ることができる。そもそも普通の人の知覚は、一般に、ある程度テレビの見過ぎによって鈍らされているのだ。
透視的知覚、それに写真家の感受性は、当然ながら強調(協調)し合って働く。そしてある種の視覚的なエコロジーを創造する。
このような生理学的なバランスが、現在では非常に力を持っているメディアの膨大な影響による混乱を解き放ってくれるのだと思う。
写真というものは、視覚の源に戻ることなのだ。
謙虚な人は自分自身の目で、原始的な道具で、物事を見て、理解する。
目は貧者の道具なのだ。
写真はこの目に近いものだ。目は、人が生まれつき持っている。うまく使えば、メディアを汚染する有害な力に対して、戦いを挑むことができる。」
(ロベール・ドアノー)

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ちょっと混乱していますね。不安定な感じ。

たしかに写真にはすごいところがある。
東京都は写真美術館まで作ってしまった。

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たとえばこれなどは
空と雲と鳥と海(たぶん)だけなのだが
充分に劇的である

最近は写真加工ソフトを使ったり

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そういえば、医学写真でも、眼科の写真は抜群に美しいと思う
これはやはりレンズとか網膜とかの専門だからだろう

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画家が絵の具のチューブを作品に描いたりするように
写真家はたまに交換レンズやカメラを非常に美しく撮影したりしている