職人としての上司の進歩に必要なもの

職人というものは
コメの一キロをピタリと測り、
一尺をピタリと測る
今日の気候を前提にして、今日の火加減をピタリと決められる

そのような熟練がどの領域にもあるものだが
そのために必要なのは、フィードバックである
今のはあと1ミリダメでした
今のは良かった
それを延々と繰り返して、上達がある

結果のフィードバックがない世界では
唯我独尊で進歩もなく反省もない

ーー
上司というものもひとつの職人だとして
上達するためにはフィードバックが必要であるが
結果が悪かった時
自分が悪かったと思わず、
今年の部下は良くなかったと思ってしまう
それだと上達しないのである

この結果の原因は自分にあるのではないかと反省して見るところから始まるだろう