パーソナリティ障害の話ともなればやはり微妙ですね
なにしろ類型そのものが怪しいし
そう言われればそのようにも見えるという程度の話が多いわけで
なんとも
しかしとりあえず
何か紹介状とかを書くことになったとして
現在通用している言葉で簡単に伝えられるなら便利ということはある
理論的にというか理念的に考えて作られた
性格類型もあるし
統計処理をして因子分析の結果として提案された類型もある
最近で分かりやすいのは
ドパミン型とかノルアドレナリン型、セロトニン型、GABA型とかの話なのだが
それだけでもうどんなに粗雑な話なのか推定できる
人間の構成成分としては
カーボン、ハイドロゲン、オキシゲン、ナイトロゲンなどなので
とりあえず類型としてC型、H型、O型、N型を考えたらいいんでしょうね
4つくらいはちょうど人気が出そうな感じ
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このあたりの話は人間をどのくらい細かく観察しているかと関係があると思う
粗雑に言えばいい奴と悪い奴の2つくらいで充分だろう
増やしても10個くらいで類型としては限界だろうと思う
それは人間の脳の側の問題である
雨というものに関心がないと
豪雨とか霧雨とか何種類かしかないだろうが
関心があって分類する必要がある場合には
古い日本語のように幾つもの言葉ができるのだろう
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そう考えると
パーソナリティ類型の話は
パーソナリティ類型の話はなくて
パーソナリティ類型について人間の脳はどのように認識しているかという話に転換できる
そして考えてみれば
すべての認識はそのようなもので
モノそのものの性質ではなくて
脳の側の性質かもしれない
と昔から言われている