こころとからだ

こころとからだという話題を毎日の仕事にしていると
ますますこころとからだの中間領域が拡大し
純粋な心理領域はないし
純粋な身体領域もなくなってしまう

それは幸運なことに私の理論に一致しているので
私なりに心地よい認識である

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こころがからだに影響すると素朴に言う
失恋して痩せ細る

からだがこころに影響するとも素朴に言う
頭がいたいよ、参ったよ

頭が痛いという言葉は
実際の頭痛から
心理的苦悩までを表現する言葉になっている
それを実際に同じ言葉で表現する不思議

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からだからこころの生成の方向について言えば
素朴唯物論である

こころからからだの生成については認識論的な話になる

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そんな風にして対立もないし
中間領域ばかりになってしまう

そんな感じの話が顕著に理解されるのは
性的領域だと思う

からだの問題だけれどこころの問題そのものである

本来の生殖行為の中に
どんなに多くの心理的意味を込めて、また見出そうとして、我々は性を営んでいるだろう