沖縄の基地問題

消費税増税問題で

増税賛成か反対かと聞くのは少しおかしいし
選挙で増税反対と結論が出たのに国会でその反対のことを決めようとするのもおかしいのだけれども

だから選挙で掲げるときに
「増税+福祉維持」vs「増税しない+福祉削減」のどちらがいいですかと聞くべきだ

同様に
沖縄の基地についても
ないほうがいいですか、あってもいいですか、と聞くのでは不十分で
「嘉手納基地を移設する+どこに」vs「嘉手納基地をそのままにする」などとして選挙で問わないと
「基地はいらない」までは決まったとして、ではそれをどこに持っていくのかでまた何も決まらない

つまり「基地はいらない」という選挙の選択は何も内容がない選択であるということになる

ところが地域A市で選挙をすればA市以外ということは決議できるが
自分の所ではないB市にしろとは決議できない

県でも同じで沖縄県以外にしてくれと決議はできるが
どこの県にしろとは決議できない

沖縄県の決議が有効ならばどこの県の決議も同様に有効なのであって
そこから先、日本国内では決まらないことになる

地方分権とか住民自治の範囲では原理的に決定できない問題で
つまりは日本には基地はいらないと言う国民の意志なのだけれども