人の心に寄り添えば
ぴったりの言葉が出てくる
それだけのことなんだ
理論に寄って立つとしても
相手の心に染み込まない
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おばちゃんカウンセラーの場合は
疑問の余地なく自分が基準で
世界もその基準に沿っていて
だから疑問の余地なく自分が感じていることを言葉にすればよい
大多数がおばちゃんで癒す側も癒される側も同じなのだから
思っていることを語れば問題ない
その一方で
もっと方法論的に洗練された接し方もある
自分とは異質な人とも通じ合う方法である
それは
徹底的に相手の心に寄り添うことである
微細になぞることである
そうすればころから言葉が結晶する
相手はその言葉を自分の言葉だと思う
探していた言葉が相手の口から出ている
ほとんど奇跡のように感じるだろう
そのようなやや特殊な高次元の出会いもある