ミケランジェロ、モーツアルト、チャールズ・ダーウィン、トーマス・エジソン、アルバート・アインシュタイン、アイザック・ニュートン、アダム・ズミス、ヘルマン・ヘッセ、アンデルセン、ボブ・ディラン、スティーブン・スピルバーグ、ビル・ゲイツ、シャーロック・ホームズ。
著者は、これらの人に共通することとして、自閉症の可能性があることを挙げている。本書は、自閉症の特徴として、情報や物事を細かく整理をする特性をあげ、インターネットの時代になり情報が細分化されたことにより、自閉症的な見方が重要になってきているとしている(本書で言う自閉症とは主に高機能自閉症やアスペルガー症候群などの知的障害を伴わない人たちである)。
その上で、自閉症的な見方をする(自閉症的なフレーミングをする)ことにより、新しい世界を感じることができることを示している。
実際のところ、和書のタイトルにあるように「幸福を切りとる」(原文には「幸福を切りとる」という記述はどこにも見られない)方法は書かれておらず、本書を読んだからといって、仕事や生活に役立つわけではない。
なお、原書のタイトルはcreate your own economy-the path to prosperity in a disordered world(自分の経済を創るー無秩序な世界で繁栄するための道―)である。
と感想文に出ている
自閉症的特性、ね。