カフェでピカソを見つけた婦人が、私をスケッチしてくださる?と頼んでみた。

カフェでピカソを見つけた婦人が、私をスケッチしてくださる?と頼んでみた。ピカソは快諾し、サラサラと絵を描き上げた。婦人はピカソに、いくらで絵を譲ってくれるか聞いた。5000フラン、とピカソは答えた。「5000フラン! …たった3分かかっただけで?」という婦人に向かって、「いいえ」ピカソは言った。「私はここまで来るのに一生を費やしたのです」—  見積りが「高い」といわれたらこう返そう