芸術は過大評価されているし、橋は過小評価されていると思う。それどころか、橋がなぜ芸術じゃないのか理解できない。実用性を持ってはいけないとされているみたいに思える。空中で途切れている橋を造れば、それは彫刻になる。なのに、陸と陸のあいだに橋を架けて、一日二十万台の車が往来できるようにすると、それはインフラになってしまう。 ーーー “教えてもらった「目は臆病、手は鬼」という三陸の言葉を反芻している。目の前の仕事や作業の膨大さ困難さに「これ無理」と目は絶望するけど、とりあえず黙々と手を動かせば、手はいつしかもの

芸術は過大評価されているし、橋は過小評価されていると思う。それどころか、橋がなぜ芸術じゃないのか理解できない。実用性を持ってはいけないとされているみたいに思える。空中で途切れている橋を造れば、それは彫刻になる。なのに、陸と陸のあいだに橋を架けて、一日二十万台の車が往来できるようにすると、それはインフラになってしまう。
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“教えてもらった「目は臆病、手は鬼」という三陸の言葉を反芻している。目の前の仕事や作業の膨大さ困難さに「これ無理」と目は絶望するけど、とりあえず黙々と手を動かせば、手はいつしかものすごい働きをしている、というような意味だそうです。”
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彼らは「自分がいないと機能しなくなる」と存在価値を誇示し始めた。僕は「君たちがやらなければいけないことは、君たちがいなくなっても回るチームを作ること。『俺がいなきゃだめ』は禁句ね」と伝えました。
誰かが誰かの代わりになる。そんな組織にならなければこの組織はよくならない
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“1955年 56.5%
1970年 35.1%
2008年 13.5%
これは日本の自営業者の割合。
1985年 450
2009年 773
これは日本の大学の数。
1990年 324,164人
2008年 388,227人
これは4年制大学の卒業者で、正社員就職をした数。
1990年の大卒者は400,103人
2005年の大卒者は551,016人
「バブルの好景気だった1990年より、2008年の“4大卒”の就職者は多い!」
「大卒者の就職者が減ったのは“景気の悪化”よりも“大学生の増加”であるわけだ」”
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個性個性といって、一つの石ころが他の石ころと違うことを得意になっても、お前さん方を大勢一緒に集めてみたら、ただの「砂利」ではないか。by広津和郎
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